11、新郎新婦再入場・キャンドルサービス
お色直しを終えて再入場する際は、なんらかの演出を施すのが一般的になっています。従来は、灯をともしたキャンドルを持った新郎新婦が列席者の間を回り、各テーブルのキャンドルに灯を移していくキャンドルサービスが主流でした。しかし最近では、別の演出を行う人が増えてきました。
12、花束贈呈
新郎から新婦の母親へ、新婦から新郎の父親へ、花束の贈呈を行います。この習慣はここ10数年来のもので、本来、身内への挨拶を人前で行うことはありません。最近は、スマートではないからと省略する人も増えています。
13、親族代表の謝辞
両家から列席者に向けて、数々の祝辞へのお礼と、今後の指導・援助をお願いする言葉が述べられます。新郎または新郎の父が代表して行うのが一般的です。最後に両家一同で深く一礼。列席者は、拍手でこれに応えます。
14、閉宴の辞
司会者から、披露宴の終わりを告げる挨拶があります。出席に対するお礼とともに、新郎新婦の新婚旅行の予定や新居のことなども付け加えます。引き出物は、会場の係の人によって、このときまでに配り終えておきます。
15、列席者退場
列席者の拍手に送られて、新郎新婦、媒酌人夫妻、両親が退場します。そのまま新郎新婦を中心に、媒酌人夫妻と両親会場の出口に並びます。退場する列席者一人ひとりにお礼のあいさつをして見送ります。